夫婦で打楽器プレイヤー

演奏会雑記 『ドイツ旅行記』

[トップ] [序章] [第1章] [第2章] [第3章] [第4章] [第5章] [第6章] [第7章] [第8章] [終章] [おまけ]

ドイツ旅行記 【 第5章 】フェスティバル・ゴーゴー!

9月 15日

いよいよ本番当日。
しかし、リハーサルは夕方からである。
それまで時間があるのでトーマスにライプツィヒ駅に連れて行ってもらった。
このライプツィヒ駅は大きな駅で、日本の身近な駅で例えると「名古屋駅」って感じですかね?
駅周辺には数々の店があり、大層な賑わいぶりです。

トーマスは医者に行くという事なので、落ち合う時間と場所を決め、夫婦二人で観光開始。
ちょっと、ドキドキだね。
とりあえず、迷子になるといけないので駅周辺を中心に歩き回った。

写真1
駅構内で一服。

写真2
階段を上がると駅ホームだ。

写真3
改札口。いきなりホームに行ける。

写真4
ホームも立派だ。

写真5
電車!外国の電車はカッコイイ!

地下にあるスーパーみたいな所でお土産を少々買う事に。
なんとか、言葉が通じて無事に買うことが出来て満足。

トーマスと落ち合い、駅周辺の町を歩いた。
途中、旭野メンバー達と会う。
何人かはライプツィヒに来ていたんだね。
教会に行ったり、アイスクリームを食べたりと、ライプツィヒを堪能した。
書店にてライプツィヒ周辺の地図を購入。
これで、迷子になる事もないだろう。(大きな思い込み)

夕方。
いよいよ本番である。

写真6
宣伝で町中に貼られていたポスター

会場に集合したんだけど、その会場の大きさにビックリ!
仮設のテントみたいな物なんだけど、規模が凄い。
観客収容数5000人規模の大きなテントだ!

写真7
おぉ!広いじょ~!

音の反響も、なかなかの物。(マイクで拾ってリバーブ掛けてあったかもしれない)
ちょっと緊張してしまうな。
まずは、ステージリハーサル。
順調にリハーサルを終え、いよいよフェスティバル開始である。
なんと、旭野ブラスオーケストラは一番最初の演奏である。
いわゆる、オープニングを飾ったのである。
曲目は以下の通り。
 ・祝典行進曲
 ・ジークフリート
 ・もののけ姫
 ・八木節
 ・ユンタ
 ・吹奏楽のためのラプソディ
この曲目を3人の打楽器奏者で演奏しました。
(ラプソディ、ジークフリートは管楽器奏者の手助けあり)
これって、結構ツライですよね?
まあ、内輪の話は置いといて・・・

さて、まずヒッポの通訳で旭野ブラスオーケストラの紹介、演奏曲目が紹介された。
日本を意識して和服での登場。(浴衣だったかな?)
着物にハイヒールとアンバランスな格好は何も言わない約束。
緊張の中、演奏は開始された。(祝典行進曲)
演奏中、会場はシンと静まりかえっていた・・・
「うぅっ!もしかして受け入れられなかったのか?」という不安が押し寄せてくる。
1曲目演奏終了・・・
すると、割れんばかりの拍手が!!(チト大袈裟か?)
程よい緊張の中、順調に曲は進んでいく。
さて。
自分自身、一番問題と思っていたラプソディの演奏だ。
最初の出だしは管楽器の方に手伝ってもらい、クラベスのソロ。(実際はスティックを使用)
数十人で叩き出すと凄い迫力だね。
鐘が鳴ったら、出番だ。
切り込み隊長的なうちわ太鼓のソロである。
その後、2、3人と太鼓が増え、半狂乱状態(?)の中、締太鼓のソロで一段落。
そして、曲は進み(説明省略。ごめん)後半の八木節に入る手前・・・
緊張の拍子木(クラベス)ソロである。
カン・・・カン・・カン・カンカンカンカンカカカカ・・・
これが、凄く気持ちいい!!
シンと静まり返った会場に響いて、何とも言えない感じである。
そしてテンション最高潮の八木節!
も~サイコーですね!!
そして、オープニングである旭野ブラスオーケストラの出番は終わった。
拍手と大歓声の中、私達はステージを後にした。

ステージも終わり、一安心。
本場のビールとソーセージに舌鼓を打ちつつ、各国の演奏を聞く。

写真8
この食券で食事ができる。

写真9
美味しそうなビールとソーセージ。

写真10
「食べるぞ~!」

その中でも異色を放っていたのがブラジルの団体。
もー、スゲーのなんの・・・
あのノリは”血”だね。絶対。真似できねーって。
会場は異常な熱気で盛り上がりを見せていく。
中にはステージ前で踊りだす人たちも!
なんでもアリなんだね。スゲーよ!グリマの祭り!!

そして夜は更けていく・・・・

powered by Quick Homepage Maker 4.73
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional