夫婦で打楽器プレイヤー

ティンパニ購入記録

ティンパニ購入記録

とうとう買っちゃいました。ペダルティンパニ(汗)
majestic(マジェスティック)というメーカーの楽器です。

メーカーロゴ
ティンパニ全体

まずは、ちょっとした愚痴から話は始まりますが・・・

比較的大きな団や学校などでは悩み事にならない事ですが、中小規模の市民楽団などでは大型打楽器を所有しているという事は少ないと思います。
経費や予算の事ありますが、最低限必要な「スネア」「バスドラム」「シンバル」さえ所有していない団体も少なくないはず。
学生時代、打楽器をやっていたので市民団体に入ったはいいが楽器が無く練習が思うように出来ない。
リハーサル・本番と、なんとか楽器を借りる事ができたものの、普段の練習がシッカリ出来ていないから本番で失敗。
なんだか気まずくなって団に居づらくなって退団、などという流れになってしまうのは容易に想像できる気がする。
特に打楽器は、叩けば「ソロ」、音は「目立つ」、リズムの「要」と三重苦なパート。
普段の練習がどれだけ重要かという事はご理解頂けるだろう。
「じゃ、買えばいいじゃん」とか思った人!そこに正座しなさい!
管楽器や弦楽器などと違い、打楽器の種類は信じられないほど多い。
スネアやシンバル、ドラムセット、マリンバなど買う人はいても、ティンパニやコンサートバスドラム、チャイムなんか個人で買う人なんて、よほどのバカか物好き、はたまたマニアとしか思われないだろう。(言い過ぎ?)
その、「よほどのバカか物好き、はたまたマニア」になってしまったら、さぁ大変。
お金のブラックホールを所有した事になってしまいます。(ご愁傷様)

などと偉そうな事を言っている私は「よほどのバカ」状態です・・・(汗)

話を本題に戻しますと。
打楽器プレイヤーとしてのトップクラスの悩み事といえば、楽器の借用手配や運搬などが筆頭に上がると思います。
また、始めの愚痴でも書きましたが、普段からティンパニなどの大型楽器が無いので練習不足という事も発生します。
こんな状態が嫌なので、楽器を買いだしたというのが、楽器収集の始まりでした。

最初は、サスペンドシンバルを買い「おぉ!自分の楽器があるって便利だ!」が一番の印象。
そう思い出したら止まらない。
ドラムセットや鍵盤楽器全種類、コンサートバスドラムや色々な小物楽器、とにかく必要と思われた楽器はどんどん買い足して行きました。
そして、とうとうティンパニを。
さすにティンパニは・・・と思っていましたが、あねごが「ヤフオクで安く出てたから落札しちゃった!」とか。(汗)
幸い、楽器倉庫を建てたばかりでしたので(←これも感覚がおかしい)置き場はなんとかなりましたが。
ちなみに、ヤフオクで落札したティンパニは、ヤマハ製 ハンドル式のティンパニ4台。(TP-432、TP-429、TP-426、TP-423)
ちゃんとチューニングゲージも付いており、なかなかのスグレ物です。
正直、音変えに余裕があれば、このティンパニでも全然問題ないと感じるほどです。(そりゃ、コンサートモデルには劣りますが)
落札したって聞いた時は耳を疑いましたが実際に所有して使ってみると、かなり便利で嬉しい環境になりました。
やっぱ、自分の楽器を持つ事は素晴らしい。

そのハンドル式ティンパニを所有して3年ほど過ぎた頃。
人間の欲望って恐ろしいですねぇ。。。ハンドル式ではなく、ペダル式が欲しくなるのは自然の流れ。(汗)
しかし、有名メーカーのティンパニは、軽く100万円を超える価格がほとんど。
頼みのヤフオクでとは思っても、なかなか出品はないし、出てもかなりの競争率で手に入らず。
そんな感じで諦めていた頃にアメリカのショップで安い楽器店をあねごが発見。(いつもキッカケはあねごから)
当初はティンパニなんて考えてもいなく、トライアングルが安く買える!というノリだけで注文しました。
当然、取引は英語になります。英語が苦手な自分では辛い所ですが・・・
しかし、「安く買える!」という事実だけで、英語も読める気がします(ビバ!翻訳サイト)
再び人間の欲って恐ろしいと感じる瞬間でした。

アメリカからだから、まあ手に入るまで長いだろうとなと思っていたけど、このショップの仕事が早い!
注文して1週間ほどで手に入りました。
この頃、1ドルが75円ほどという、恐ろしく円高のせいもあって日本で購入するより15,000円ほど安く購入できました。

これに味をしめてしまい・・・
ポチってしまいました。ティンパニ4台セット。(汗)

値段は伏せますが、円高影響と割引キャンペーンが適用されて、日本でティンパニを購入する金額の半分ほどですむ予定です。

そのティンパニの詳細を少し説明したいと思います。
今回購入したティンパニは「majestic(マジェスティック)というメーカーの楽器で、日本では聞きなれないメーカーです。
アメリカではメジャーかどうかは分かりませんが、見た目はヤマハやアダムスのティンパニに似ている感じですかね。
majesticにもコンサートモデルなど色々とグレードはありますが、購入したモデルは「MTG04AP」というモデル。
このモデルは、ペダルと足が折りたためて運搬がラクですよ、というティンパニです。
ちょっとしたギミックがあり面白いです。
その様子を少し紹介。

コメント
1.まず、ペダルをたたみ・・・

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2.寝かせる

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3.足をたたみ・・・

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4.出来上がり!

ケースを上手に作れば重ねて保管できそうなので、保管場所の問題も解決しそうです。
ただ、運搬がラクになるようFRP製のケトルで軽量化されているので、音は実際に叩いてみるまで分かりません。
ヤマハ製でFRP製ケトルのティンパニは、そんなに変な音ではなかったので、このティンパニも問題ないと思っていますが。

2012年2月現在、まだ届いていませんが、到着が楽しみです。
(ってか、早く発送して貰わないと円が安くなって送料が大変な事に・・・)
到着したら使い勝手や音質などレビューしていきたいと思います。
また、この経験を生かし、楽器の個人輸入を考えている人のお手伝いなど出来たらいいなと思っています。

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